稲村ヶ岳 98.春

【日 程】1998年4月26日(日)
【山 域】大峰
【山 名】稲村ヶ岳 (1725.9m)
【天 候】曇りのち晴
【メンバ】正純(小5) 香織(小2)
【コース】母公堂より往復

朝6:40に子供に起こされる。生憎空はどんよりと曇っている。天気予報では晴れと言っていたのでとりあえず大峰方面へ車を走らせる。川合の手前に新しいトンネルが出来たということなので久しぶりに下市よりR-309を通ってみる。噂に違わず素晴しいトンネルだった。

9:30
 洞川着着いてみると大峰の山々は暗い雲に覆われている。とりあえず登山をあきらめ近くの蟷螂の窟と蝙蝠の窟へ行って見る。
洞窟の入り口で管理人のおじいさんに入洞料300円を払うと石油ランプを貸してくれた。洞内は照明は全然無くランプの灯りが頼りだ。洞内もそこそこ奥が深く野趣あふれる体験だった。

蟷螂(とうろう)の窟・蝙蝠(こうもり)の窟

天川村洞川、稲村ヶ岳登山口の近くに有る。管理人のおじいさんに入洞料300円を払うと石油ランプを貸してくれる。洞内は照明は一切無く神秘的だ。

蟷螂(とうろう)の窟

蝙蝠(こうもり)の窟

10:30 稲村ヶ岳登山口
最初通行止めを忘れていて昔の登山口へ、落石の為通行止めの看板が無情にも立っていた。新しい登山口は母公堂のところだった。ここより暗い植林の中のダラダラした登りを延々と歩く。途中で子供が「水筒を忘れた!」 3人で1Lでどうにか行くしかない。

11:30 法力峠
ここの手前でこの前登った大天井ヶ岳がきれいに見えた。ここより明るい自然林の中の道になる。広葉樹の中に程よく針葉樹が混ざり目を楽しませてくれる。明るいグリーンの若葉が勢い良く伸びてきている。小鳥のさえずりも賑やかだ。途中何カ所か水場が有り、水量も豊富だった。水筒を忘れる大ボケもどうにかカバー出来た。

13:00 山上辻
稲村小屋は閉まっていた。風が通り抜け少し寒い。ここより上は若葉はまだ少ない。シャクナゲの群落が多い。このあたりよりバイケイソウとの出会いを期待していたのだが全然見ることが出来なかった。でも今年は春の訪れが早いな〜大日山を真近に見るあたりより足元が悪くなり子供の安全には気を使う。キレットを過ぎ振り替えると順光に輝く大日山が素晴しい。

大日のキレット南より大日山の岩峯

13:40 稲村ヶ岳 
山頂 やった〜山頂だ。下の子はもうヘトヘト。展望台の上は十数人の人で満員態。素晴しい展望だ。近くは弥山より大普賢、山上ヶ岳に続く大峰主稜線、遠くは曽爾の山々、大和富士、北和の町並みまで見える。昨日までの雨で今どきの季節にしては霞が殆ど無い。今年一番の好展望、まるで秋空の下の様だ。
ペットボトルに入れてきたワインを味わい、展望台に集う人々と歓談し1時間程至福の時を過ごす。

山頂より山上ヶ岳

この日は春とは思えない晴天。はるか曽爾や大和富士まで見渡せた。

山頂より大普賢岳

香織(小2)はもうヘトヘト

14:40 下山開始
帰りに子供を下で待たせ、大日山の頂上を目指す。予想通りロープや木の枝につかまりハシゴや岩をよじ登る道だ。木々の切れ間よりキレットの崖や稲村ヶ岳が良く見える。大汗をかきながら山頂に。立派な祠が有った。北側の展望が良かった。

大日山頂上

帰りに大日山へ登る。鎖やロープに掴まりながらの急登だ。稲村ヶ岳や北部の展望が良い。

大日山より稲村ヶ岳

15:30 山上辻  
すぐそばでヒガラが餌をついばんでいた。

山上辻付近の尾根

1700m付近ではようやく芽吹き初め。広葉樹と針葉樹が程よく混ざり気持ちの良い森が広がる。

14:28 法力峠
日が傾いてくると暗い道がますます暗くなった。

17:16 登山口
ゴロゴロ水で喉を潤す。ここも有名になって人が絶えることが無くなった。朝も行列が出来ていたし、帰りも20Lのポリタンクを10個程積んだ車が来ていた。そんなに汲んでどうするのだろう。今、洞川では「名水まつり」をやっていた。

帰りは五番関を越え川上経由で、行と同じ2時間で家に着いた。