大天井ヶ岳

【日 程】1998年4月11日(土)
【山 域】大峰
【山 名】大天井ケ岳(1438.7M)
【天 候】晴
【メンバ】正純(小5) 香織(小2)
【コース】五番関トンネルより往復

8:00すぎに郡山出発、流石に行楽シーズン名阪国道は渋滞していた。川上村役場から林道高原線を通り五番関トンネルへ。トンネル手前で工事をしており、細い林道にダンプが入りすれちがいに難儀する。トンネル手前で大天井滝を見て10:30頃トンネル西口に着く。

五番関トンネルより暗い植林の中をいきなり急登。途中何カ所かロープがはられていた。キラキラ光る石コロを発見、よく見ると小さな水晶がいっぱいついていた。もしかするとこの山にはいっぱい水晶が、と期待に胸を膨らませる。

10:40 五番関
思ったより早く奥駈道に出た。つらく長い登りを覚悟していたが拍子抜けする。女人結界の門が有りここより南は女人禁制、ご丁寧に英語の看板まで有る。看板には「差別」との落書きが。賛否両論あろうが落書きを見るのは悲しい。

五番関

山上ヶ岳、女人禁制の門が建っている。ここより気持ちの良い尾根歩き。


ここより左手に植林、右手に自然林の尾根歩きとなる。高度を上げるにつれ山上ヶ岳や弥山の展望が良い。山上ヶ岳は谷筋に雪が見える。弥山は白い縦筋が何本も入っているようだった。
天候に恵まれ暑いくらい。香織は「暑い、疲れた、お腹が空いた」を連発する。くそ〜連れてくるんじゃなかった。おまけに兄妹の話題はポケモンの話しばかり。景色を見ろよ景色を。山頂に近づくにつれて大きなブナの木が。まだまだ新緑には程遠いがヒメシャラの木と共に大峰らしさを満喫する。

大天井岳山頂

山頂付近にはキラキラ光る小さな水晶がいっぱい付いた石が多い。

11:56 大天井ヶ岳山頂
何度か小ピークに騙されながらようやく山頂に。奈良盆地の展望がいい。木々の切れ間から高見山も顔を出す。山頂でバイクで大峰をよく登っておられる方といろいろ話しをする。先週稲村ヶ岳へ行かれたそうで、稲村小屋より先はかなり雪が有ったそうです。
山頂でしばらく水晶探し。三角点の回りに小さな水晶をつけてキラキラ光っている石がたくさん有った。大峰で水晶とは珍しい思いがする。深田久弥の『日本百名山』の大峰山の頁に
>>昔は山中に金を産するというので、金の岳と呼ばれた。
とあるが、水晶があるなら金塊でも出会えるかもと甘い思いに浸る。しばらく山頂で過ごし同じコースを通り下山。香織は下りになると元気が出てきた。

山頂より

北面の展望が良い。はるか彼方に奈良盆地が見渡せる。

山頂の原生林

登山道より

南に山上ヶ岳を望む。


13:50 五番関トンネル西口わりかた早く降りてこれたので三之公へ山桜を見に行くことにする。国道169号線を南下、入之波温泉を越え三之公川へ。山桜はようやく咲き始めた所。林道をブラブラ歩き山桜を堪能した。

うれしくて悲しいお知らせ
大台ヶ原へのアクセス道路、国道169号線が新しくなりました。(川上村役場から武木のあたりまで) 片側1車線ですが、ハイウェイのような道でした。また部分的ですが伯母谷トンネルの一般供用も近々始まりそうです。大台ヶ原や熊野方面へのアクセスがより便利になりました。
それに伴い吉野川沿いの清流を眺めながらのドライブは過去のものとなってしまいました。おまけに川の東側の自然林の続く斜面ですが、ダムの水面下に没する部分の伐採が始まったみたいです。秋には紅の壁の様だった景観をもう楽しむことは出来ないと残念に思っています。