【日 程】1998年3月29日(日)
【山 域】吉野付近
【山 名】竜門岳 (904m)
【天 候】晴
【メンバ】正純 (10歳)

津風呂湖の北より登山口を探す。標識はほとんど無く山口の集落の中を車でぐるぐる回り適当に道を探す。やがて登山口の目印となる山口神社を発見、横の道を山に向かう。やがてダートになりいける所まで行こうと車を走らすがUターンする所が見つけられず延々とバックするはめに。約30分程のロスとなる。

11:30
林道のやや広い場所に車を止めて歩き出す。杉木立のなかの傾斜のゆるやかな道だ。そばを渓流が流れておりウグイスの声も聞こえてくる。しばらく歩くと「竜門滝」に。

しばらく杉木立の中の林道を歩く

竜門滝

「竜門滝」
久米仙人が修行をしたといわれる2段10m程度の美しい滝です。久米仙人は仙術を身につけ飛行術を得意としてこのあたりより大峰へよく修行に行っていたらしいのですが、あるとき吉野川で若い娘が衣を洗っているのを見て心動かされその娘と一緒になり仙人を捨てたという話しです。
美しい滝をしばらく眺める。滝のスケッチをしている人がいた。話しを聞くと紀伊半島の滝をスケッチするのをライフワークとされている方だった。


やがて林道は終わり山道の急登となる。少ししか見えない奥の滝のあたりで昼食。そしてまた延々と急な上り坂を登る。まわりの風景もいつまでたっても植林の杉林、一歩一歩が苦痛だ。このところ登りは子供のほうが勝っている。軽い体重がうらやましい。

奥の滝

ほとほと嫌になってきたころ突然正面に社が見えた。竜門岳山頂、904mだ。山頂には社と一等三角点、回りはぐるっと杉に覆われており展望は全然だめ。ブナやヒメシャラが恋しいよう〜社の回りに桜の古木が3本あった。麓では桜が咲き始めていたが、流石に山頂では蕾が固い。その大きな木に登ってみる。ようやく他の山々を目にする事が出来た。展望ではがっかりしたが、鳥の鳴き声が鳴り響き春を告げている。キツツキの木をつつく大きな音も聞こえてきた。

竜門岳山頂

社と一等三角点が有る。残念なことにここでも杉の植林、視界が遮られている。

桜の木に登ってようやく回りを見渡すことが出来た。


下りは足がガクガクになる。3:00頃また竜門滝へ。先程の方のスッケチがほぼ完成していた。しばらくいろんな滝の話しを聞く。こんな山の楽しみ方もいいもんだと思いました。

蜘蛛の孵化

小鳥のさえずりやキツツキの音、山にも春がやってきた。