南紀 潮岬でキャンプ

 秋の連休を利用して本州最南端、潮岬へキャンプに行きました。画像はとりあえずビデオキャプチャーからのものです。m(__)m

潮岬周辺MAP

長い道のり 10/9 START
 午前10時に家を出る。ルートはいつも大台ヶ原を目指す国道169号線。ロング&ワインディングロードをひたすら南下する。途中、信号による交互通行が四ケ所。梅雨の大雨の影響がまだ残っている。
 熊野市よりは海岸線の国道42号線をひたすら南下。途中、御浜町に有る道の駅、ウミガメ館により大きなウミガメを見る。中のおみやげコーナーにはいろんな海の生物のぬいぐるみがたくさん有った。大きなタコのぬいぐるみは滑稽だ。新宮市内は結構渋滞する。新宮の街を越え、また遥かな道のり。荒々しい海岸線を眺めながら串本に着く頃には日が傾いてきた。

潮岬 望楼の芝キャンプ場
 観光タワーの南に広大な芝生が広がる。小さな看板に誘導されキャンプ場の駐車場へ。それにしても広大なサイトだ。料金は無料、設備は水場と水洗トイレのみ。私はこれで充分だ\(^o^)/ 駐車場から少し離れた所にテントを張ることにした。グランドはきれいな芝でプラペグもしっかり効く。汗だくになってテントを張り終える。それにしても暑い。たくさんの薮蚊が出迎えてくれた。(;_;) 
 すっかり日が暮れて夕食の準備。今回からコールマンのガソリンランタンが仲間入り。やっぱり明るいなぁ〜と喜んでいるとカメムシの大群が襲って来た。焼肉のタレや食器にどんどん入ってくる。これには閉口した。


テントサイトは広大な芝が広がっている

夜半に
 寝る前に満天の星空を見る。大きな流れ星が何個か流れて行く。前回ここに来たのは10年以上前のこと、ハレー彗星が地球に最接近した年に潮岬に見に来た。肉眼では殆ど見えなかったが、双眼鏡で彗星の尾がはっきり見えたことを思い出す。
 夜中まで宴会をしているグループの声がうるさい。こんなところで騒ぐなよ〜 夜半より風が強くなる。テントが揺さぶられる程だった。


最南端の岬
 10月10日は晴れの特異日だが、今日はどんよりと曇っている。楽しみにしていた日の出も見れなかった。芝の広場を少し歩くと本州最南端の碑が有る。そこより海岸に降りる。天気が悪い所為か波が荒い。大きな波飛沫が上がって勇壮な景観だ。(^o^)海岸でいろんな貝を拾う。いろんな大きさのきれいな宝貝がたくさん落ちていた。その後は岬にむかってロッククライミング。風が強くて結構恐かった。(;_;)


潮岬


海岸に降りる


紀伊大島
 つい先日、串本と大島を繋ぐ橋が開通したらしい。海を渡る長い橋を渡って大島に入る。島を縦断する道路を走り、東の端の燈台を目指すが付近は大渋滞。仕方が無いので北に抜けて『海金剛』へ行った。ここも荒々しい海岸が一望出来る絶景だ。\(^o^)/ 波が岩に砕け、白い波飛沫が高く舞い上がる。


海金剛

亜熱帯の森
 無料のエビやカニの水族館が有ると聞いていたので、昼からすさみ町までドライブする。『日本童謡の園』という公園があり、そこにエビとカニの水族館が有った。中に入るときれいなエビやカニがたくさん見れた。ナマコや海の生物が触れるコーナーなどあり、面白い。ここの博物館、南紀熊野体験博の為に造られたらしいが、人気が高い為に博が終わった後も存続することになったらしい。一口5000円でエビやカニの里親を募集していた。


 『日本童謡の園』の公園は風光明美な岬に遊歩道がつけられ、いろんな童謡の碑が立っている。近付くと童謡のメロディが流れる仕組みになっている。ノスタルジーを感じる所だ。この岬の先に橋で繋がった島が有る。島の名は江須崎島、亜熱帯の北限に属する島らしい。年平均気温が27度、えらい暑いとこやなぁ〜ほんまかいな。この島に入ると亜熱帯の森が広がっている。なんやツタみたいな植物が異様に多いジャングルだった。うちの子どもは早速ターザンごっこをしていた。


江須崎島は亜熱帯のジャングル

弘法湯
 橋杭岩のつけ根にある穴場的公衆浴場に入る。営業日は火・木・土・日。大人200円、子供100円の入浴料。湯舟が二つ有り、来たグループ毎に順番に湯に入るシステムで混んでいる時は待つことになる。待ち合い室(といっても民家の普通の部屋の様だが)から荒波の大平洋が見え、地元の人とのコミニケーションが楽しめるので退屈はしない。いかにも温泉らしい湯とひのきの浴そうに家族全員で入りゆっくりと弘法湯を楽しむ。浴槽の窓からも大平洋の荒波が一望できる。\(^o^)/


橋杭岩
 ゆっくりと温泉に浸かった後に、すぐそばの橋杭岩を見学。橋の杭みたいな岩が転々と海に突き立っている景観はなんとも不思議なものだ。鉛色の空の下、夕暮れも近い。その後、今日の夕食の買い出しをして鍋をたらふくと(^_^;) 串本の町にはオークワとA-コープの大きなスーパーが有り、買い物は便利だ。

満天の星空
 深夜、4時頃テントの外を見てみると空は晴れ渡り満天の星空が広がっている。寝ている家族をたたき起こしスターウォッチング。なんと人工衛星まで見える星空だった。ほんま街に住んでいるとなかなかこんな星空に巡り合えないなぁ。

静かな海岸
 10月11日は素晴らしい好天だ。日の出には間に合わなかったが朝の太陽が大平洋をオレンジ色に染めている。風もやみ、海も穏やかだ。燈台の少し北にある海岸に降りる。こちらは潮岬の海岸程荒々しくなく、小石の浜も広がっている。夏に泳ぐと気持ちのいいシュノーケリングが楽しめそうな場所だった。ここで潮溜まりで小さな魚を探したり、ヤドカリをつかまえたり、宝貝を拾ったり。あっというまに時間が過ぎてしまう。 テントをすべて撤収して、潮岬を12時に出発。キャンプはこの後片付けが大変だ〜(;_;)


朝の大平洋



潮岬の燈台


燈台の北の海岸

捕鯨の町、燈明崎に立つ
 帰り道、捕鯨の町、太地町に寄り道。江戸時代、古式捕鯨の遺跡の残る燈明崎に行く。沖を通る鯨を見張る岬、そういえば「拳神」という漫画にこの燈明崎が出てきたなぁ。かつては鯨を追う男達の思いのこもった岬に立ち、眼下に広がる海原に鯨の吹く潮を探してみる。

太地MAP


燈明崎

帰宅
 帰りは新宮より国道168号線を通り、十津川を抜けて帰る。こちらのほうが狭くて走るのに神経を使う。家に着いたのは7時前、寄り道したとはいえやはり6時間以上かかる。本州最南端はやはり遠い場所だった。