金剛界は遠かった・・・大峰釈迦ヶ岳

釈迦ヶ岳から孔雀岳まで行きたかったのですが...

【日 程】1998年11月1日(日)
【山 域】大峰
【山 名】釈迦ヶ岳 1800m
【コース】旭の登山口より往復
【天 候】曇りのち晴
【メンバ】正純(小5)

朝起きるとどんよりした曇天。行こうかどうしようかと迷うが、午後から晴との予報で釈迦ヶ岳を目指して出発。大峰の山のなかでも一番ワクワクする山だなぁ。

R−24で風の森峠を越え五條の町に入ると大渋滞。吉野川ハーフマラソンの日だった。

十津川の旭口から林道に入る。今年の紅葉はたいしたことが無いと思っていたがここは立派だ。赤系統の色が目にしみる。写真を撮りたいのをぐっとこらえて登山口へと急ぐ。

旭林道の紅葉

10:20 登山口
林道の峠にしようかどうか迷ったが、オーソドックスな登山口から登る。広場はすでに車で一杯だ。すぐに植林の中の急登。しんどいのを忘れていた。たまに杉が消え自然林の中を歩く。紅葉の赤がきれいだ。

11:10 頂上林道との分岐
背の高い笹をかき分けシャクナゲの群落を過ぎると広い尾根に出る。予想通り尾根の自然林はすっかり葉を落として冬支度。その分左右の展望はいい。右手に大日岳と南へ続く大峰山脈を見ながら高度を上げていく。
登山道でルリ色のコガネ、手に取るとギーギーと鳴いた。笹原ではバッタが足を擦り合わせて鳴いていた。

大日岳

12:07 吉田森

吉田森付近より釈迦ヶ岳

12:36 昼食 13:00
このところいつもガスストーブでドライフーズを食べています。今日は牛飯。あったかくていいのだが時間がかかるのが問題だ。食べていると大きなスズメバチが飛んできた。くわばらくわばら(^_^;)

13:10 千丈平
団体さんで賑わっていた。倒木で作ったベンチや展望台などの工作物の有る大峰秘密基地、これまで誰が作ったのかなぁと思っていたのだが、どこかの学校の団体さんでした。みんな気持ち良く挨拶してくれた。
すぐ近くの倒木で水色のキツツキが木を突ついていた。

賑わう千丈平

13:27 釈迦ヶ岳山頂
頂上で4歳の子供が2人混じったグループに会う。最年少登頂記録か?今日も素晴しい展望だ。

13:35 孔雀岳の鞍部へ出発
釈迦ヶ岳から孔雀岳までの奥駈道は急な傾斜と岩場の多い難所だ。とりあえず孔雀岳への中間に有る両部分(ここより北が金剛界、南が胎蔵界)を目指して出発する。急坂を滑らない様に気を付けながら降り、鎖場を降り、狭い岩稜を歩く。大峰修行の核深部という気がする。
途中弥山から縦走されて来た単独行の方に出会う。朝6:00に小屋を出発したとのこと。

急な崖のそばを歩く

14:00 空鉢岳?
うすれかけた山名板に空鉢岳と有る。あまりに足場が悪いので正純が音をあげた。まだまだ急な下りが続くが残念だが帰りの時間を考え引き返すことに。孔雀岳は次の機会にチャレンジしたい。

孔雀岳と仏生岳

釈迦ヶ岳と孔雀岳の鞍部の北が金剛界、南が胎蔵界

14:30 釈迦ヶ岳 山頂
すっかりお天気も回復し、雲一つ無い暖かな山頂だ。もう山頂には誰もいなく静寂が広がっている。暖かい日差しに弥山から続く山脈が照らされている。う〜ん、いつか歩きたい場所だ。

弥山・八経ヶ岳へと続く奥駈道

14:45 下山開始
傾く太陽に合わせてゆっくり下る。笹原が照らされキラキラ輝いている。

16:50 登山口
尾根からはずれるとまた紅葉がちらほら。夕日に照らされてより赤くなっていた。登山口で夕日が沈むのを眺めてから帰路についた。

沈む夕日